こんにちは!現役教員のくまっくすです。
私たちのブログを読んでくださっている皆さんは、教員の仕事と子育てを両立しながら、将来のお金のことに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、私たち夫婦が実際に取り組んできた家計管理と資産運用の方法について、お話ししたいと思います。
資産運用6年目、30代後半で3,700万円を達成するまで
実は、私たち夫婦は教員生活を送りながら、結婚後から本格的に資産形成を始めました。資産運用を始めて6年目の今年、ついに資産総額が3,700万円を突破しました。
特別なことをしたわけではありません。大事なのは、「できるところから、無理なく続けること」でした。
実際に私たちがやってきたことをご紹介します。
1. まずは資産形成を支える「生活防衛資金」を作る
資産運用は、将来のためのお金を増やすためのものですが、それと同じくらい大切なのが「生活防衛資金」です。
私たちは、投資を始める前に、まず現金500万円を確保しました。これは、万が一の病気や失業、予期せぬ出費があったときに、投資している資産を売却せずに済むようにするためです。
また、無駄な保険に加入せずに済むからです。現金300万円を確保したあたりで医療保険を解約しました。
最初の5年間は念のため500万円と多めに設定していましたが、ライフスタイルや支出額が安定してきたので、現在は400万円に下げています。
この生活防衛資金があるからこそ、安心して資産運用を続けることができるのです。
2. 家計を見直して「投資に回せるお金」を確保
資産運用を始める前に、まずは家計の全体像を把握することから始めました。毎月の支出を細かくチェックし、無駄な出費を洗い出します。
- 生命保険の見直し
- 自動車保険の見直し
- クレジットカードの見直し
- スマホ代の見直し

最終的にできるだけキャッシュレス生活をして、マネーフォワードなどの家計管理アプリで管理しています。いちいち見るのは面倒ですからね。
もし、家計の見直しにハードルを感じる場合は、まず「リベ大」のようなYouTubeチャンネルで基本的な考え方を学ぶことから始めるのがおすすめです。私たちも、たくさんの動画をひたすら見て、できることから実践していきました。
3. 証券口座を開設する
まずは証券口座を開設しましょう。
私が初めに開設したのは「楽天証券」でした。楽天経済圏にどっぷり浸かるきっかけでした。

ついでに楽天銀行を開設するのもお勧めします。教員はネット銀行をあまり使っていない人が多いですが、給与振込にも指定できます。振込手数料も数回無料になってとても便利です。
小さく始めて、慣れてから増額する
家計の見直しで投資に回せるお金ができたとしても、いきなり大金を投資するのは怖いですよね。
最初は、「月1万円の少額から」と決めました。
最初はたった1万円でも、投資に慣れること、お金が少しずつ増えていくのを実感することが大切です。慣れてきたら、少しずつ投資額を増やしていきました。こうすることで、精神的な負担を感じることなく、投資を続けることができました。
そして、私たちの場合は「毎年、妻の分の収入をすべて投資に回す」というルールを決めました。夫の収入だけで生活費をまかなうようにしたことで、毎年まとまった金額を投資に回すことができ、資産形成のスピードが格段に上がりました。
ジュニアNISAを活用して、子どもたちの未来に投資
資産形成を始めた当時、まだジュニアNISAがあったので、子ども2人分をフル活用しました。
年間80万円を3年間満額入金(1人240万円)し、子どもたちの将来のために投資しました。この制度はなくなってしまいましたが、現在は新NISA制度を活用して、教育資金を積み立てています。
まとめ
資産3,700万円と聞くと、とても遠い道のりのように感じるかもしれませんが、
- 家計を見直して投資に回せるお金を確保する
- 無理のない少額から投資を始める
- 生活防衛資金を確保する
といった基本をコツコツと実践した結果です。
特に私たち教員は、毎月決まった収入があるので、家計管理や資産運用と非常に相性が良いです。
「いつかやろう」ではなく、まずは月1万円からでも始めてみませんか?あなたの未来への第一歩を、一緒に踏み出しましょう!